ブリード夜話 その1(幼虫の気持ち)

最終更新日

Comments: 0

Dshibaです。
このところ、日に日に寒さを感じていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
毎年この時期は、オオクワッチの幼虫達に真冬を体験させる前の交換で忙しくなります。
さて、その交換ですが毎年迷いますよね。何を迷うのかと言うと、どのタイミングで交換すべきかということ。
喰いあがった菌糸ビンを交換するのは当たり前なのですが、状態の良い菌糸ビンをどうするかということ。
毎年の我が家の飼育ステージを簡単に確認すると、
5月初~7月末 ペアリング~産卵セット投入~割出(800cc菌糸ビンへ)
8月末~11月末 2回目の交換(♂は1400cc、♀は800cc菌糸ビンへ)
12月初~1月末 3回目の交換
2月初~3月初 冬眠(真冬を体験)
3月初~   (4回目の交換)~蛹化~羽化へ
となります。
問題は、3回目の交換をどのタイミングで交換するかということ。
パターン1:早め早めにできれば年末年始で全部交換してしまう(リスク回避)
パターン2:見た目が悪くなければできるだけ引っ張って冬眠に突入させる(省エネ)
パターン3:直前まで引っ張って可能なものは冬眠前に交換してしまう(折衷案)
初心者の頃は、勝手がわからないのでパターン1でしたね。しかし、まだ使えそうな菌糸ビンを交換してしまうことに少し後ろ髪を引かれる思いからパターン2やパターン3がここ数年のパターンでした。
菌糸ビンの状態を観察していかに最適な時期に菌糸ビンを交換をするか?を考えてきましたがちょっと見直そうかなと考えています。
今日、お世話になっている業界の重鎮から、ヒントをいただきましたよ。
”Dshibaさん、オオクワッチの幼虫の気持ちになることが大切ですよ”
なるほど!? 目から鱗でしたね。
菌糸の状態も確かに大切ですが、”幼虫にとってどの時期に交換してもらったら嬉しいか?”を考えてあげましょうということです。
”せっかく落ち着いて食べ始めたのにまた新しい菌糸に潜らされるの!?”
”冬眠に入る直前に菌糸ビンに入れられちゃ、居心地の良い環境を作れないよ!”
”古い菌糸ビンまま冬眠させられて、僕が目が覚めたら寝床が劣化していたなんて嫌だよ!”

幼虫は、こんな風に話してくれませんが、気持ちを察してあげる愛情が必要だなと感じました。そして、できるだけ個々の幼虫にとってふさわしい環境で越冬させてあげたいものですよね。
改めて余裕を持った交換計画(パターン4)が必要だなと感じました。
(つづく)

シェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメントする