飼育資材その1(産卵材)

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Dshibaです。
今日は、五月晴れに加えて連休の谷間で通勤経路やオフィスは快適でしたね。
こんな日は、お休みしてドライブにでも行きたかったのですが、オフィスで打ち合わせ。今年は、仕方ないんですよね。覚悟を決めています。
さて、今日から飼育資材に関する知見を紹介します。今日は『飼育資材その1(産卵材)』です。
産卵木の種類
従来、奈良オオクワセンターさんのクヌギAA材やコナラAA材を使用していましたが、近年オオクワガタについては、オオクワキングさんの菌糸カワラ材を使用しています。これは、通常の産卵木にカワラタケを植菌したものなのですが、より自然に近い!?環境ということもあって多産が期待できます。
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袋から出すとこんな感じです。
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半分に割った状態
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菌糸と樹皮を剥いているところ
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剥き終わった状態
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表面はこんな感じ
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菌床産卵について
孵化後の生育を良くするために菌糸カワラタケ材と併せてカワラタケブロックを使用しています。産卵木から割り出した幼虫に比べて平均して大きな幼虫(ステージの進んだ幼虫)が沢山出てくるように思います。
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袋から出したところ
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半分に割った状態
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セットのイメージ
産卵セットは、私も未だ試行錯誤の途上ですが、今年はカワラタケ産卵木1本にカワラタケブロック1/2をコバエシャッター中にセットして使用しています。材のセットの仕方には、いろいろパターンがあるかと思います。
直立させたもの
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寝かせて埋め込んだもの
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有意な差があるかどうか実験中ですが、今のところ直立させた方がマットに埋もれた部分が少なく、産卵しやすいのでは?と思っています。
多産の秘訣
万全を期しても産まないときは産みません。こればっかりは、人間と同じで授かり物のようですが、ベストを尽くすとなると下記のような方策が上げられます。
・幼虫の食痕・フンの効果
既に先人の先輩達が様々な方法を試みられているかと思います。私も幼虫の食痕を水で溶いたものを塗りつけたりしていますが、多少は効果があるように思います(おまじないのようですが)。 また、フンがない場合には、味の素(グルタミンソーダ)の水溶液でもOKです。但し、塗りすぎるとカビだらけになるので要注意。
・♀の状態の確認
羽化後一定の期間が経過した♀(オオクワガタであれば1度冬越し)を使用し、産卵セットに投入するまえに十分に餌を食べていることがポイントです。餌皿を齧っていたり、兆候が見えれば間違いなく産卵するでしょう。年老いた♀の場合は、禁断の策としてカブトムシの蛹を餌として与えるとよいと言われています。たんぱく質を欠乏している♀には産卵の特効薬となるようです。
・環境の問題
できれば産卵に専念できるように薄暗く静かな場所に置いてあげることが重要です。セットが気に入れば“ギーコ、ギーコ”、“ゴリ、ゴリ”と産卵木を削る音がしてきます。
この分野、新商品の開発競争も熾烈ですね。オオクワキングから出ている『爆卵棒』は、ちょっと気になります。それにしても凄いネーミング(笑)。今年のブリードで試してみるかな?
明日は、菌床について紹介したいと思います。
(つづく)

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