2009/09/11 晩夏の小旅行 番外編(台場クヌギ①)

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Dshibaです。
今回の旅行のウラの目的は、”台場クヌギ”のウォッチング。
少年時代の里山の印象と大きく違う点は、やはり”台場クヌギ”の存在です。初めて韮崎でその姿を見た時にはある意味畏怖さえ覚えました。
もちろん、樹液採集や材割採集はしてみたいけど、時間と経験が少ないことから韮崎へ行く時には、はなから採集目的ではなく、台場クヌギのウォッチングと決めつけています。特に素人の材割は、樹を傷つけるだけなので自粛しています。
”台場クヌギ”は、薪や炭作りのために枝打ちされたクヌギが年数を経つうちにずんぐりした幹となり、枝打ちされた部分に洞やうろなどオオクワガタが生息しやすい環境ができあがったクヌギと考えています。
オオクワガタの産地で有名なところにすべてあるかというとそうではなく、韮崎や能勢といった歴史的に見て意味のある地域に多いようです。たとえば、韮崎は、甲斐の国ということであの”武田信玄”が炭づくりを奨励したからとか。人為的な産物としての台場クヌギがオオクワガタ生息にとって好都合な環境を提供することになっているとは、興味深い話です。
さて、初めの樹(No.1)ですが、真っ二つに幹が裂けていますね。どうしたらこのような形になるのでしょうか?人為的な手だけでなく、ボウトクガやカミキリムシの幼虫の力を借りないと難しいでしょうね。
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続いて、大きな洞で吠えているような樹(No.2)です。夜見たらさぞかし怖いでしょうね。”ムンクの叫び”のようですね。このような洞の内側にはいそうですね。
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この樹(No.3)は、子供ならすっぽり入ってしまうような大きな洞を抱えた樹です。マンガに出てくる宇宙人や妖怪のような出で立ちですね。
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洞の中はこんな感じです。
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個人的に結構、キテイルと思うのがこの樹(No.4)です。恐らく、大きく二股に裂けた上で成長を続けさらに左右の枝先を何度か伐採されたのではないでしょうか?”台場クヌギ”を眺めているとどうしてこのような形になったのか想像してみるだけでも楽しいものです。
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次の樹(No.5)も興味深いですね。何度も枝打ちされても、枝を出す生命力に脱帽です。
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この樹(No.6)は、かなりの年数を感じます。どうどうとした古木です。
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これは、残念ながら倒木となった台場クヌギです(No.6)。
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緑の中でこのような洞を開けていると覗いてみたくなりますね(No.7)
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これも洞がなければ普通のクヌギなのですが…どうしてこんな形に穴ができるのでしょうか(No.8)
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最後は、これも年数を重ねた古木ですね。迫力満点です(No.9)
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私は、韮崎の台場クヌギしかしりません。能勢やほかの地域の”台場クヌギ”をご存じの方いたらぜひレポートしてほしいと思います。
あと、皆さん、冒頭にも申し上げましたが不必要な材割や樹液採集でのウロの引きはがしなど、樹を痛めるような行為は慎みましょう。
オオクワたちの生息しやすい環境がいつまでも続きますように。

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